とあるアルフィスタのある日。 くるまとわいんのスローライフな日々。

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Author:k5
イタリアに住んで十年余。
自動車のデザイン会社で働きながら、好きで集めたミニカーの紹介を中心に、アルファとワインの話を日々の生活の風景を織り交ぜて。

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日野ルノー4CV ヱスビーガーリック仕様
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またまたルノー4CVかと思いきや、屋根に日本語の文字が?

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ダンボール箱セールから掘り出したもので出どこが何かはわからないが、実はこれが日野ルノー。

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1953年に日野自動車と当時まだ公団だったルノーとの技術提携のもと、
フランスで人気だった小型大衆車PA62型4CVのノックダウン生産を開始、
亀の子ルノーの愛称で10年もの間に日本でも販売された。

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ところで気になる「ヱスビーカレー」と「ヱスビーガーリック」の文字。

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調べてみるとカレーや香辛料を販売する「ヱスビー食品」が昭和30年代に開発した新製品の
粉末状大蒜「ガーリックパウダー」の販促の一環として、公募の中からの当選者に、
ロゴが入った宣伝カーに仕立てたこのルノーに1年間乗ればそのまま差し上げるという
画期的なキャンペーンを行っていた。

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そのキャンペーン用となったのがこのモデルカーだが、車が貰えてもちょっと乗るには恥ずかしい?

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この太っ腹な企画を立てた「ヱスビー食品」についても、ちょっと調べてみたら、
社名「S&B」の由来は商標だった「ヒドリ」(太陽と鳥)、「太陽=Sun」と「鳥=Bird」の頭文字だそうだ。

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ちなみに「ヱスビー食品」の“エ”は“ヱ”が使われているが、
“えすびー”と入力するとちゃんと“ヱスビー”と変換されるからすごい。

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子供の頃、カレーと言えば「インド人もビックリ!」が口をついて出てきたが、
実はこのヱスビーカレーのCMであって、私はずっと「メタル印度カレー」の宣伝だと記憶していた。

ミニカーを通じて約40年ぶりに間違いに気づくのであった。

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ALFA ROMEO GIULIA 1600 SUPER FURGONATA
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新春一発目のミニカーは、アルファロメオ・ジュリア・スーパー・フルゴナータのカラビニエーレ仕様。

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65年に登場した1600スーパーをミラノのカロッツェリア・コッリがステーションワゴン化。

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この年代にステーションワゴンを指すジァルディネッタ(庭を意味するジァルディーノに由来する)
と呼ばれた特別仕様のジュリアは1968年から70年の間に200から300台が作られた。

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主に警察やカラビニエーレ(憲兵隊)、救急車両として利用され、それらの特殊車両は
クオーターグラスをパネルで塞ぎ、ヴァン化されたモノをフルゴナータ(Furgonata)と呼ばれた。

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このミニカーは1972年にマイナーチェンジされた1600スーパーのヴァンで、
それまでのカロッツェリア・コッリに代わりカロッツェリア・ジォルジェッティで引き継いで製作された。

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コッリ製作の初期型のバンパーの上端で見切られていたテールゲートの開きが、
このジォルジェッティ版ではリアグラスの直ぐ下、ナンバー・プレートの上から開くようになった。

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故にリアエンドパネル、リアバンパー、テイルランプがセダンと共有パーツとなり、
それは後の156SWや159SWに受け継がれた手法である。

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濃紺のカラビニエーレ(憲兵隊)仕様を見たことがあるがそれよりも、
このミリタリーっぽい緑色の方がなんとなく似合っているように思う。

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FERRARI 250 GTE 2+2          Il Poliziotto con la Ferrari
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パトカーが続きのミニカー紹介は、フェラーリ250GTE2+2のパトカー仕様。

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デアゴスティーニのパトカー・コレクションの一台だが、フェラーリ・コレクションのそれより、
定価は同じでも幾分ディテールが凝っていてよく出来ている。

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本来、伊のパトカーは明るい青色に白のストライプのカラーリングだが、
60年ごろは交通機動隊の車両は黒色だった。

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マラネロにパトカー用車両の依頼があった時に御大エンツォ・フェラーリは、
彼も愛用していた250シリーズ唯一で世界最速の2+2であるGTEを2台用意させた。
しかし試走中に一台が事故により破損、回収された車は廃車処分となり、
結果ただ一台だけのフェラーリのパトカーがローマの県警察本部に納車された。

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納車された黒いフェラーリは若い警察官アルマンド・スパタフォーラ(Armando Spatafora)と、
彼のティームに託され、彼と3人の同僚にのみにこのフェラーリ・パトカーの運転が許可された。
この若い警官こそがフェラーリを警察車両として導入させた張本人なのだ。

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1962年1月のある日、警察本部の一室に集められた交通機動隊の隊員たちは、
増え続ける改造車を使った犯罪への対処についての会議の中にいた。
上司の「ローマの治安を守るのに何がキミたちに必要かね?」という質問に、
部屋の後ろから「私たちに何が必要かですって?それはフェラーリです!」と声が上がった。

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喧騒だった部屋は一瞬にして凍りつき、一同いっせいに後ろを振り向くと、
そこに煙草を吸い終えたばかりのアルマンド・スパタフォーラがいた。
既に何人も犯罪者を逮捕して警察内部で有名だった彼にその上司は「君は誰かね?」と聞き、
彼が名前を告げた後暫くして、「よろしい、君に与えよう」と応えた。

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その3ヶ月後に交機のシンボルマークである黒豹がフェンダーに貼られたGTEが配備され、
マラネロまで運転技術を習得しに通ったスパタフォーラはその後幾つもの活躍をみせる。
その中でも250GTEと共に語り継がれる有名な武勇伝が「トリニタ・デイ・モンティの追走劇」。

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当時のローマの道という道を熟知し、市街地を人一人、車一台傷つける事なく時速100キロで
走行できることが出来た彼はある日、お尋ね者の自動車泥棒゜ゾッポ゜を発見した。
泥棒の運転するアルファロメオ2500と彼の黒いフェラーリはローマ中を巻き込むカーチェイスの末、
トリニタ・デイ・モンティ教会前のスペイン広場に降りる大階段にさしかかった。

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「ままよ!」と車で大階段を駆け下りるゾッポ。「悔しけりゃ、着いて来な!」と振り向くと、
黒豹のごとく駆け下りてくるスパタフォーラのGTEが背後にいた。
大階段を降りきった所で3本のホイールが折れオイルパンが割れたアルファから引きずり出され、
お縄になったゾッポは「なんて走りしやがんだ、このマッポ!」と捨て台詞を残し連行されていった。

spatafora 2

この有名な逸話は幾つもヴァリエーションのストーリーがあり、
どれが本当なのか、実際あった話しなのかも定かではない。
警察当局からの公式なアナウンスもなく、またその件について聞かれて否定することもないのだが、
1964年の3月の終わり頃、フェラーリ本社に“公式に”定期点検と称し持ち込まれた250GTEが、
“公式に”リーフ・スプリングとタイヤ、ギアボックスの交換がされたことは事実ということだ。



イタリア警察の英雄は本や映画にも取り上げられている。
上の動画は本の出版のPRであるが、その中に彼をモデルにした
「Poliziotto sprint」(1977年公開)の幾つかのシーンも見れる。
(映画ではアルファではなくシトロエンDSになっている)

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Renault 4CV Police Monégasque
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ダンボール箱セールで掘り出した、ルノ-4CVのポリス仕様。

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最近フランス車が頻出しているが、しかも前回のドフィンに続いてまたまたパトカ-。
(ずっと Dauphineをドゥーフィンと呼んできたが、同僚の仏人によると発音はドフィンが正しいそうだ)

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ン?赤黒のパトカー?!

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Principauté de Monaco(プランシポテ・ドゥ・モナコ)
そう、これはフランスのパトカーではなくてモナコ公国のパトカー。
(Monégasqueはモナコの、という意)

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ベースの4CVは戦後のフランス市民の小型乗用車として人気を博した。
フォルクスワーゲン・タイプ1をお手本にしてリアエンジン、リア駆動のレイアウト。
フェルディナンド・ポルシェが開発に関わってるという話もあるが、真相はわからない。

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お尻のあたりがビートルを彷彿させる。

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リア・フェンダーにあるのはバックミラーだろうか?

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と思ってよく見るとミラーがあるべきところにそれが無い。

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前後ドアヒンジが共有で逆観音開きなのはノーマルと同じだが、Bピラーが消滅している?
見れば見るほど不思議な車なのである。

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Renault Dauphine Police
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この前のフリマで見つけた掘り出し物。

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ルノ-・ドゥーフィンのパトカー仕様。

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最近はこのドゥーフィンが気になっていたところ、パトカーという珍しいものを安くゲットできた。

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背後の黄色のドゥーフィンはフランスに行った時に、これも安くで手に入れたものだが、
原型は同じで共にユニヴァーサル・モデル製。黄色はデルプラードの企画物らしい。

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現在の仏のパトカーは白地にトリコロールだが、この時代は日本の様にパンダ・カラーだったらしく、
4CVや5(サンク)のパトカーもこの白黒で見たことがある。

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日本のパトカーは元々、白一色だったのがパトカーが導入された当時の道路事情が悪く、
下半分を黒くしたということで味気も面白みもないが、
フランスのコレはホワイト・リボンのタイヤに白いホイールと、
汚れやキズなど気にすることもない、お洒落なコーディネートだ。

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愛嬌のある丸2灯のこのフロントエンドにパンダ・カラーがよく似合っている。

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